元モーニング娘。でタレントの道重さゆみさんが19日、所属事務所の公式サイトで、夏に開催を予定しているコンサートツアーをもって、芸能界から引退することを発表しました。

 道重さんは2023年12月、医師から「強迫性障害」と診断を受けたことを公表。一部の活動を制限し、コンサートなどに関しては医師の診断を仰ぎながら、これまで通り続けていくとしていました。

 2025年1月19日、所属事務所公式サイトで「私、道重さゆみは、今年の夏に開催予定のコンサートツアーをもって活動の全てを終了いたします。突然のご報告に驚かせてしまっているかと思います。ごめんなさい」と芸能界を引退することを報告。

 また、強迫性障害についても触れ、「一昨年末に『強迫性障害』と診断されて、正直ほっとした部分もありました。そして、一部の活動を制限しながら活動させていただいていました。ですが、その制限している仕事をいつまでも再開する事ができない今の自分へのもどかしさもある中、今まで出来てた仕事の中に、もうできないかもしれないと思う事も増えてきました。そんな中で活動を続けていくのは、難しい、限界だな、と感じるようになり、会社にもその都度、相談させていただいていました。そして、今回、この決断をさせていただきました」と経緯についてつづりました。

 最後にはファンに向け、「本日、2025年1月19日、私がこの世界に入って22年が経ちました。芸能生活22年、私のそばにはいつも、ファンの方がいてくれました。心から、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。そして、勝手ではありますが、大好きなファンの皆さんとたくさん笑い、楽しく過ごしたいです。最後まで、どうか、宜しくお願い致します」と、メッセージを送っています。

 道重さんは2003年1月、6期メンバーとしてモーニング娘。に加入。2012年5月からはリーダーを務め、2014年11月にグループから卒業していました。卒業後は2年間の休業を経てソロとして活動していました。