アメリカの連邦検察は水原一平被告に対し、禁錮4年9カ月と賠償金26億円余りを求刑。ANNは大谷翔平選手になりすまして銀行へ送金を求める音声を入手しました。

水原一平被告(電話) 「大谷翔平です。オンラインバンキングにうまくログインできなくて電話しました。(送金は)20万ドルです」 「(Q.送金理由は?)車のローンです」

 音声は2022年に録音され、検察が証拠として提出しました。

 水原被告は自分の電話番号を大谷選手の口座にひも付けて本人になりすまし、胴元側に送金しようとしたということです。

 一方、水原被告は裁判所に提出した申立書の中で「仕事が忙しく、経済的に厳しいなかで、ギャンブルにのめり込んでいった」と説明し、依存症を理由に情状酌量を求めています。

 また、大谷選手に対しては「人生を捧げる覚悟だったが、信頼を裏切り、心から謝罪する」としています。

 量刑は来月6日に言い渡される予定です。