クジラの食文化や歴史などを学ぶ授業が宮城県石巻市の小学校で行われました。
この授業はクジラの町として知られる石巻市鮎川の小学校で行われ、3年から6年の全校児童6人が参加しました。
東京のNPO法人の白石ユリ子理事長が、クジラの肉はたんぱく質が豊富で国内で古くから食べられてきたことや、鯨油を目的にシロナガスクジラが乱獲されてきた歴史などを説明しました。
NPO法人海のくに・日本、白石ユリ子理事長「シロナガス(クジラ)が一番油を持ってるから、みんながシロナガスを取ってたの世界で」
その後、体育館に移動した児童らは、ロープを使って体長25メートルのシロナガスクジラの大きさを体験しました。
児童「クジラは油で使っていたのと、食料で使っていたのがわかりました」
児童「海外との食生活の違いに気づけました」
白石ユリ子理事長「日本の漁業の中でいろんな漁業があるように、クジラ漁があるということと、文化の面でもいろんなものでクジラは日本に影響を与えてることを伝えたかった」