中国のEV最大手の「BYD」は、日本市場でプラグインハイブリッド車(=PHEV)を早ければ年内にも投入すると発表しました。

 BYDはこれまで日本市場にEV=電気自動車を3車種投入していますが、ガソリンエンジンとモーターを両方搭載し、外部からの充電も可能なプラグインハイブリッド車を初めて投入することを発表しました。

ビーワイディージャパン 劉学亮代表取締役社長 「例えば、充電のインフラがまだまだ足らない。航続距離に対する不安があったり、または途中で電気がなくなったら今のインフラ整備では間に合わない(という不安がある)」

 劉社長は、こうした理由が投入する背景にあると話しました。

 今後も日本市場ではEVを中心に展開する一方、EV市場が「踊り場」になっている現状などから、プラグインハイブリッド車によって新規顧客を獲得したい考えです。

 BYDは、2027年までに全部で7から8つのモデルを日本に投入する予定だとしています。