12月の仙台市の消費者物価指数は、前の年の同じ月より3.5%上昇し、これまでで最も高くなりました。上昇は3年6カ月連続で、物価の高騰が依然として続いています。 総務省が24日発表した12月の仙台市の消費者物価指数は、天候の影響を受けやすい生鮮食品を除く「総合」が、2020年を基準とした100に対し112.3となり、前の年の同じ月と比べて3.5%上回りました。

 前年の同じ月を超えるのは3年6か月連続で、比較できる1970年以降では最も高くなっています。

 また、去年1年間の平均の指数も発表され、生鮮食品を除いた指数はおととしよりも3.0%高い110.0でした。

 上昇幅を個別に見ると、うるち米を含む穀類は、卸売業者の引き合いや生産コストの上昇などの影響を受け8.0%となったほか、菓子類は7.4%、電気代は7.2%などとなっています。