楽天の辰己涼介選手が12球団で最後となる契約更改を終えました。外野手とピッチャーの「二刀流をさせてもらいたい」と驚きの言葉を口にしました。

 辰己涼介外野手「未来のこと(MLB挑戦)」は特に考えていないので今年はマジで優勝したいと思っている」

 辰己選手は昨シーズン、プロ6年目で初めて全試合出場を果たし、158安打で最多安打のタイトルを獲得。

 さらにベストナインや、ゴールデングラブ賞など、輝かしい成績を残しました。

 昨シーズンの年俸は8000万円。

 更改後の年俸は本人の希望で非公表となりましたが、球団は「生え抜きの野手でトップクラスとなる最大限の評価をした」ということです。

 今シーズンの目標は「25勝0敗」。

 去年11月に開かれたプレミア12の決勝前日、「負けたらピッチャー転向」と発言した辰己選手。

 決勝戦で台湾に敗れたため、二刀流挑戦を決めました。

 辰己涼介外野手「冗談で言っているんじゃなくて二刀流させてもらいたいと三木監督にも話したいと思っている。ピッチャーとしてもそうだし、野手としても圧倒的な数字を残して、チームが優勝するための大きなピースになりたい」