文化財防火デーの26日、仙台市青葉区の国宝・大崎八幡宮で、消防訓練が行われました。
文化財防火デーは、1949年1月26日に法隆寺金堂の壁画が焼損したことを受け、制定されました。
訓練には、神社の職員など約60人が参加し、社殿西側の杉林から出火した想定で、参拝者やご神体を避難させる手順が確認されました。
【小野目博昭宮司】
「大崎八幡宮の場合、境内も含めて420年の歴史があるわけです。歴史を大事にする、それをしていかないと日本人の、日本の文化としての伝統がなくなる」
この他、3年前に設置された放水銃などで、社殿への延焼を防ぐ訓練も行われました。