アメリカのトランプ大統領はヨルダンのアブドラ国王と電話で会談し、ガザ地区からの避難民をもっと受け入れるよう求めました。

　ホワイトハウスは25日、トランプ大統領がヨルダンのアブドラ国王と電話会談し、中東情勢について協議したと発表しました。

　この電話会談について、トランプ氏は大統領専用機内で記者団に対し、ヨルダンがガザ地区からの避難民を受け入れていることを評価したうえで、「ガザはひどい状況になっているので、避難民をもっと受け入れてほしいと伝えた」と述べました。

　また、アラブ諸国と協力して避難民が平和に暮らせるよう別の場所に家を作りたいと述べ、記者団から一時的な措置かと聞かれると、「一時的かもしれないし、長期的かもしれない」と答えました。

　トランプ氏は26日にはエジプトのシシ大統領と電話会談し、エジプトにもガザ避難民の受け入れを求めるつもりだとしています。