新型コロナウイルス感染症の高額な治療薬の費用を保障する業界初の保険が発売されました。

 住友生命子会社のアイアル少額短期保険が「PayPayほけん」で販売する「コロナ治療薬お見舞い金」は、新型コロナウイルス感染症の抗ウイルス薬の費用を保障します。

 契約者が負担する保険料は月額100円から370円で、塩野義製薬の「ゾコーバ」など4種類の薬を対象に1万5000円から3万円の保険金を支払います。

 加入から保険金の請求まで手続きは、すべてアプリ内で完結できる仕組みです。

 PayPayほけんによりますと、新型コロナウイルス感染症の抗ウイルス薬は自己負担額が3割負担の場合でも1度の治療あたり約1万5000円から約5万6000円と高額です。

 安価な保険料で薬代を保障することにより、利用者にためらうことなく抗ウイルス薬の治療を受けてもらう狙いがあります。