改ざんした運転免許証を使って融資を受けようとしたとして、仙台市の小学校教諭の男が逮捕されました。

　詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、仙台市の小学校に勤める小田嶋葵容疑者（３８）です。

　警察によりますと小田嶋容疑者は２９日午後３時１５分ごろ、太白区の消費者金融会社の無人契約機で名前と生年月日、住所の一部を改ざんした運転免許証を使って融資を受けようとした疑いが持たれています。

　契約機を遠隔操作していた消費者金融会社の担当者が改ざんに気づき、警察に通報しました。

　警察の調べに対し、小田嶋容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。

　仙台市教育委員会は「信頼を大きく損ねることになり誠に申し訳なくおわび申し上げます。事実関係を確認し厳正に対処します」と謝罪しました。