宮城県加美町の小学校に通っていた男子児童が2022年に上級生からいじめを受け不登校になった問題で、町は調査に向け第三者委員会を発足させました。
2022年8月、加美町に通う当時小学2年生の男子児童が上級生からのいじめで首をねんざするけがをするなどしてその後不登校になりました。
男子児童の母親らは加害児童の親に謝罪を求めましたが「因果関係が明らかになっていない」と謝罪が無く、2024年7月に男子児童側が町に調査要望書を提出していました。
29日に発足した第三者委員会は外部の弁護士や大学教授など4人で構成され、初会合では今後の方針などを話し合いました。
会合の冒頭には男子児童の母親も参加し、真実を明らかにするよう改めて訴えました。
男子児童の母親「子どもの将来がありますので、加害者の方にも将来がありますので、やってはいけない事一線を超えてはいけない事を明確にして、正直に言ってほしいですね」
第三者委員会は月1回のペースで会合を開き、できるだけ早く調査結果をまとめたいとしています。