29日の日経平均株価は、ニューヨーク市場の影響を受け、下げが目立っていたハイテク株を中心に買い戻しが先行。終値は397円高い3万9414円で、4営業日ぶりに反発しました。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏 「中国発の低コストのAI“ディープシークショック”でエヌビディアは(株価を)17%下げた。ところが、その後は反発に転じたということを好感して、AI関連銘柄が反発して日経平均株価も400円近い上昇になりました。市場での警戒感が完全に払拭されるまでには、もう少し時間がかかると思う」

 アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は日本時間30日未明、FOMC(連邦公開市場委員会)を開き、「去年9月から続けてきた利下げを停止する」と発表しました。

FRBパウエル議長 「(利下げを)急ぐ必要はない」

 これを受けて、日経平均先物は300円以上、下落しています。

(「グッド!モーニング」2025年1月30日放送分より)