埼玉県八潮市で道路が陥没した事故で、救助作業は穴の中の水の影響で1日から一時中断されています。
(社会部・阿部佳南記者報告) 現場では雨が降っています。勢いはそれほど強くはありませんが、2日朝からずっと降り続いている状態です。
今行われているのは、穴の入り口付近から重機で掘り出したとみられる土を外にかき出しているところです。
消防によりますと、1日夕方、穴の中の水が増えたことで土砂が削られて足場が悪くなったことから、一部の作業が一度中断されました。
2日午前から開かれた県の対策会議で今後の対応を協議していて、救助作業は止まったままです。
現在も穴の中では破損した下水管などから水が流れ出ている状況で、なおかつ雨が降っていることもあり、斜面が崩れやすくなっているといいます。
転落したトラックに乗っていた男性は丸5日姿が確認されていません。救助作業の再開が急がれています。