宮城県の塩釜神社で、貴重な文化財を火災から守る消防訓練が行われました。

 1月26日の文化財防火デーに合わせて行われた訓練は、震度5強の地震が発生し別宮拝殿の東側から出火したという想定で行われました。

 神社の職員らが参拝客を避難させて初期消火に当たったり、文化財を運び出す手順を確認したりしました。

 2024年10月に本殿東側に新設された、5基の放水銃による消火訓練が初めて行われました。

 塩釜神社鈴木重和権禰宜「今回訓練として初めて首振り放水銃を起動させたところでございまして、非常に有意義な訓練になったと考えております。日頃から防火防災意識を強く持って、今後とも文化財保護に努めてまいりたい考えでございます」