東北電力は取締役会を開き、石山一弘副社長が社長に昇格する2025年度の役員人事を決めました。
東北電力は取締役会で、4月1日付で石山一弘副社長が新たに社長に、樋口康二郎(社長が会長に就任する人事を決めました。
石山一弘副社長「経営のかじ取りですとかいかにして重責を全うしていくか、大変身の引き締まる思いでございます」
樋口康二郎社長「電力料金の見直しや徹底的な効率化など、グループを挙げた収益拡大コスト削減の取り組みにより、収支はV字回復し一定の道筋をつけることができたのではないかと」
石山副社長は福島県いわき市出身の64歳です。企画部長やグループ戦略部門長などを歴任し、2022年に副社長に就任しました。
石山一弘副社長「お客様や地域の皆様に新しい価値を提供していくことが私の責務であると。原子力について安全確保を大前提に、女川2号機に続き東通1号機と女川3号機の再稼働の実現に取り組んでいく所存でございます」
増子次郎会長は、6月の株主総会をもって特別顧問となる予定です。