ロシアの軍事侵攻から3年を迎えるウクライナでは、徴兵された男性の穴を埋めるため様々な職場で女性が活躍しています。
キーウ市内にある大手スーパーの店舗では、ロシアの軍事侵攻前は店員80人のうち女性店員は20人ほどでした。
男性店員が徴兵などで職場を離れたため、今は女性店員が7割以上を占めています。
警備担当のマリシュコさんは去年、徴兵された上司に代わり、近隣の店舗を統括する責任者を務めています。
ビクトリア・マリシュコさん 「戦争が始まり3年が経ちました。現在、たくさんの女性が男性の仕事を担うようになりました。ここでは精肉コーナーでも野菜コーナーでも女性が活躍しています」
ウクライナでは他にもトラックの運転手や工事現場の作業員など男性が多い職場に女性が進出し始めているほか、キーウの地下鉄では初の女性運転士候補が来月、最終試験を受ける予定です。