「くりでん」の愛称で親しまれ、2007年に廃線となったくりはら田園鉄道を子どもたちが描いた絵の展示会が宮城県栗原市で開かれています。
栗原市のイオンスーパーセンター志波姫店で開かれている絵画展には、栗原市内の小中学生が描いた318点の作品が展示されています。
最優秀賞を受賞した築館小学校2年生の作品です。自分が駅長になった姿と、色に濃淡をつけた車両が力強く描かれています。
若柳小学校の3年生が描いた特別賞の作品です。くりでんを中心にハスの花やハクチョウなど若柳の四季を描きました。
子供たちは今でも、くりはら田園鉄道公園に展示されている車両や乗車体験を通してくりでんに親しんでいるということです。
くりはら田園鉄道公園・高橋尚史さん「今の子ども達には『くりでん』がとても明るく楽しい存在として受け継がれているというところを感じてもらいたいと思います」
この絵画展は3月2日まで開かれています。