高額療養費制度の見直しを巡り、政府・与党は引き上げの一時「凍結」も視野に調整に入りました。ただ、慎重論も根強く、詰めの協議が続いています。

 政府は、患者の自己負担額の上限を段階的に引き上げる一方で、長期的に治療を続ける患者の負担は据え置く方針を示しています。

 ただ、立憲民主党は、見直し自体の凍結を求めていて、与党内では、引き上げの一時「凍結」なども視野に調整に入りました。

 一方、27日夜には、石破総理は凍結には慎重な関係閣僚らと面会し、対応を協議しました。

 28日午後に提出予定の予算の修正案を巡り、野党と合意できるか綱渡りの調整が続いています。