不正な消費税の還付を受けたなどとして逮捕された不動産会社の代表の男が「多額の納税もしているのに狙い撃ちされて納得いかない」などと容疑を否認していることが分かりました。
都内の会社員で不動産会社「成城di-lab」の代表でもある野口薫容疑者(53)は、架空の金の売買で消費税およそ7200万円の不正な還付を受けたなどとして、27日東京地検特捜部に逮捕されました。
その後の関係者への取材で、野口容疑者が「不公正な取引はしていない」「サラリーマン大家として多額の納税もしているのに、狙い撃ちされて納得いかない」と容疑を否認していることが分かりました。
特捜部は不正な還付の実態などを解明するものとみられます。