アメリカのトランプ大統領はイギリスのスターマー首相と会談し、ウクライナとの鉱物資源を巡る協定が安全保障につながるとの認識を示しました。

アメリカ トランプ大統領 「金曜の午前、アメリカとウクライナは双方にとって非常に重要な協定に署名する。それはとても良いことで、ウクライナの防御策になる」

 トランプ氏は会談の冒頭で、28日にウクライナのゼレンスキー大統領と署名を予定している鉱物資源を巡る協定が、ウクライナにとって「防御策になる」と強調しました。

 ウクライナを巡っては、戦闘終結後の安全保障をどう確保するかが課題となっていますが、トランプ氏は「和平協定が結ばれれば、プーチン氏が再び侵攻に踏み切るとは考えていない」と楽観的な見方を示しました。

 「ウクライナのためにできるだけ多くの土地を取り戻す努力をするつもりだ」とも述べ、交渉に自信をのぞかせています。