将棋の順位戦A級で6勝3敗で首位に並んだ佐藤九段(37)と永瀬九段(32)のプレーオフが4日午前10時から始まりました。勝った方が名人戦で藤井七冠に挑戦します。
将棋の順位戦は、トップのA級からC級2組まで5つのクラスがあります。
A級では棋士10人が総当たりで対局し、優勝者が名人戦の挑戦権を獲得します。
先月27日の最終局を終え、6勝3敗の首位で並んだ佐藤天彦九段と永瀬拓矢九段のプレーオフが午前10時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で始まりました。
勝った方が名人戦の挑戦者となり、藤井聡太七冠(22)と対決します。
「名人」を3期保持した実績がある佐藤九段が勝てば2019年以来、6年ぶり5度目の名人戦です。
一方、現在、王将戦で藤井七冠に挑戦している永瀬九段が勝てば初めての名人戦となります。
持ち時間はそれぞれ6時間で、昼食と夕食を挟み、夜遅くに決着する見込みです。