トランプ大統領の追加関税に対する中国側の第2弾の報復関税が10日から、アメリカ産の鶏肉や小麦などにかけられます。

 10日から始まる中国側の第2弾の対抗措置では、鶏肉・小麦・トウモロコシ・綿花に15%、大豆や牛肉などの農産品に10%の追加関税を課すとしています。

 日本貿易振興機構=JETROによりますと、第2弾の対象品目の去年の輸入額は223億ドル規模で、第1弾より大きくなっています。

政策を議論する会議に出席した香港の委員 「貿易戦争に勝者はいないし、アメリカは貿易戦争で結局は自国の利益を損なうだろう」

 王毅外相は「必ず反撃する」としていて、アメリカが再度関税を課す場合は、報復措置を続ける構えです。