東京のポーランド大使館で現地の食材や加工品を紹介するイベントが開かれました。日本に住むポーランド人に混じって、文化的に多くの共通点を持つウクライナ人も参加しました。

 12日に開かれたイベントでは、ポーランドの伝統的な料理や牛肉やリンゴなどを使った加工品が紹介されました。

ポーランド出身 マルヴィナさん 「うまかったー!」 ウクライナ出身 アガタさん 「ほんとにおいしかったです」

 会場ではポーランドの隣国・ウクライナ出身の女性も故郷の味に近い料理を懐かしんでいました。

アガタさん 「懐かしいですね。ウクライナ料理と味は同じです。日本で平和な生活を送りたい。戦争について話すのはうんざりです」

 会場を訪れたミレフスキ大使はポーランド産食品の日本へのさらなる輸出拡大をアピールしつつ、隣国ウクライナの安定にも期待を示しました。

ポーランド ミレフスキ駐日大使 「ポーランド政府は戦争終結につながるあらゆる交渉を強く支持する。協議の最も重要な条件の一つはウクライナが交渉のテーブルにつくことだ」