25日の東京株式市場の日経平均株価は4営業日ぶりに値上がりしています。
午前の終値は24日に比べて273円高い、3万7881円でした。
アメリカのトランプ政権による関税政策への懸念が和らぐニュースが相次いだことから、前の日のアメリカ市場でハイテク株をはじめ主要な株価指数がそろって上昇しました。
東京市場でもこの流れを受け、東京エレクトロンなど半導体関連株の買い注文が膨らみました。
また、外国為替市場で円安が進んだことで自動車や機械など輸出関連株も値上がりしました。
上げ幅は一時、500円を超え、節目の3万8000円台を回復する場面もありました。
円相場はアメリカで発表された経済指標で景気の堅調さが示され、長期金利が上昇しました。
日米の金利差が意識され、運用に有利なドルを買って円を売る動きが強まりました。
25日正午現在、1ドル=150円台で推移しています。