東京・千代田区の解体中の工事現場でアスベストの除去作業中に作業員など15人が一酸化炭素を吸い込み、けがをする事故がありました。
27日午後3時半すぎ、千代田区神田小川町の解体工事現場で「解体現場で作業員が一酸化炭素中毒の模様」と119番通報がありました。
警視庁などによりますと、現場は解体工事中の5階建てビルで、アスベストの除去作業を行っていたところ、何らかの理由で発生した一酸化炭素を吸い込み、20代から40代の作業員ら15人がけがをしました。
2人が病院に搬送され、そのうち40代の男性作業員が一時、意識不明の状態でしたが、その後、意識が戻ったということです。
警視庁などが当時の状況を詳しく調べています。