日中韓の経済貿易担当の閣僚が会合を開き、アメリカのトランプ政権による関税措置についても情報を交換しました。

武藤経産大臣 「米国の関税については各国の関心も高く、バイ会談で情報交換を行った」

 韓国・ソウルでおよそ5年ぶりに行われた日中韓の経済貿易相会合には、日本から武藤経産大臣が出席しました。

 3カ国会合ではWTO=世界貿易機関のルールに基づいた貿易体制を支持することなどで合意しました。

 日韓、日中それぞれの会談では「トランプ関税」についての情報も交換し、特に韓国とは自動車など共通の課題について話し合いました。

 武藤大臣は詳細は控えるとしたうえで、これからも粘り強く交渉する考えを示しました。