引き取り手がなく、自治体が火葬などを行った遺体が2023年度は約4万2000人に上ったと推計されることが分かりました。

 引き取り手がいない遺体は死亡した場所の自治体が火葬や埋葬を行うことになっています。

 厚生労働省などが自治体を対象に行った調査によりますと、引き取り手がなく自治体が火葬するなどした遺体が2023年度は約4万2000人に上ったと推計されることが分かりました。

 2023年の死亡者数の2.7%にあたるということです。

 身寄りのない高齢者は今後も増える見込みで、火葬や埋葬の対応の円滑化が課題となっています。