ミャンマー最大の都市ヤンゴンから報告です。

 (西橋拓輝記者報告)  最大都市ヤンゴンでは家族連れが買い物に出歩き、車も行き交っていて、地震から一夜明け、落ち着いているように見えます。

 地震発生時には大きく揺れたということですが、建物などへの甚大な被害はなかったようです。

 ただ、影響は出ていて、電話がつながりにくくなっています。

 先ほど私もミャンマー国内にいる人へかけようとしましたが、5回かけてもつながりませんでした。

 また、ここから北に位置する首都ネピドーに住んでいる人に話を聞いたところ、インターネットがつながらないと話していました。

 今回の地震で、国軍は死者が1007人に達したと発表しています。

 しかし、国軍の支配が及んでいない地域もあるため、被害はさらに拡大する恐れもあります。

 通信手段がままならないなかで、救助活動の困難も予想されます。