東日本大震災で被災した仙台市沿岸部に、障害のあるなしにかかわらず楽しむことができる屋外の遊び場が完成しました。

 深沼うみのひろばは、震災の津波で被害を受けた荒浜に人々の交流の場を設けようと今野不動産が整備を進める複合施設で、2023年にカフェやバーベキューなどの利用が始まりました。

 31日からは、新たに子ども向けの遊び場がオープンしました。

 すべり台などの遊具は通常より広いつくりになっていて、障害のある人でも付き添いの人と一緒に遊具で遊べる設計になっています。

 屋外遊び場は、午前10時から午後5時まで無料で利用できます。

 31日はNTT東日本や東北福祉大学、常盤木学園高校の生徒などが協力して制作した深沼うみのひろばやその周辺のデジタルマップがお披露目されました。