宮城県は、職員間のビジネスチャットに管理者権限でアクセスして個人的なやり取りや人事情報を不正に閲覧していたとして、職員5人を減給処分としました。
減給1カ月から減給3カ月の処分を受けたのは、デジタルみやぎ推進課に在籍していた職員5人です。
5人は2021年11月から2024年4月にかけて、県職員間の情報共有チャットに管理者権限でログインし、職員同士の個人的な会話や病気休暇など人事に関する情報、計3362件を不正に閲覧していたということです。
2024年4月に「チャットの会話が見られている気がする」と職員から連絡を受け、不正にアクセスしていることが発覚したということです。
外部への情報の流出は確認されておらず、5人は「責任を重く感じている」などと事実を認めているということです。
宮城県は「管理の徹底と再発防止に努める」とコメントしています。