ミャンマー大地震の死者が1600人を超えるなか、ロシアや中国が救助隊を派遣するなど、海外からの支援が広がっています。

 タス通信によりますと、ロシア非常事態省はプーチン大統領の指示を受け、救助隊や医師ら120人をミャンマーの被災地に派遣しました。

 がれきの下に埋まっている人々の救助活動にあたるということです。

 中国からも救助チームがミャンマーに入っています。

 中国政府は、日本円でおよそ20億円の人道支援を行うとしています。

 ミャンマーの軍事政権はクーデター以降国際社会から孤立するなか、今回は犠牲者の数を随時発表するなどして支援を呼び掛けています。

 ミャンマーではこれまでに1644人の死亡が確認されていて、日本政府も物資供与を早急に行うことを調整しています。

 また、タイ・バンコクで建設中のビルが倒壊した現場では、行方不明者の捜索が続いています。

 およそ80人が今も閉じ込められていますが、30℃以上の暑さが続き脱水症が懸念され、時間との戦いとなっています。