55年前の大阪万博で注目の的だった「月の石」を今回の万博でもアメリカパビリオンで展示するとアメリカ国務省が発表しました。

 月の石は1970年の大阪万博でも展示され、大きな話題となりました。

 今回、展示される月の石は1972年にアポロ17号の宇宙飛行士が持ち帰った岩石の一部で、37億年前のものと推定されています。

 アメリカのパビリオンでは、この他に月面長期滞在を目指す「アルテミス計画」で使われる高さ約3メートルのロケットの模型や拠点の構築に使われる3Dプリンターなども展示する予定です。

 国務省は没入型の展示によって、宇宙探索について学べるとしています。