9日の日経平均株価は午後1時すぎに相互関税が発動されると、下げ幅は一時1700円を超える全面安の展開になりました。

 終値は前の日に比べ1298円安い3万1714円でした。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏  「月曜日のような極端に株だけがパニックを起こしている状態ではなくなっている。株、債券、通貨という形でアメリカがトリプル安になっていることを受けて、大きく下げた」

 しかし、トランプ大統領は自身のSNSで相互関税の10%を超える上乗せ分について、90日間停止すると発表しました。

 中国にかける関税は125%に引き上げると表明していますが、ニューヨーク市場のダウ平均株価は暴騰。4万ドルを超えました。

 日経平均先物も一時3000円以上値を上げると、3万5000円台を超え急騰しています。

(「グッド!モーニング」2025年4月10日放送分より)