中国当局はアメリカから145%の関税を課されても「5%前後」という成長率目標の達成は可能だと自信を示しました。
中国国家統計局 盛来運副局長
「我々は外部の試練に対応し、既定の発展目標を実現できる能力と自信がある」
国家統計局の報道官は「アメリカの貿易いじめに断固反対し、中国の反撃措置を断固支持する」と強調しました。
そのうえで、これまでも世界金融危機やコロナ禍を乗り越えてきたと述べ、「アメリカの関税は中国経済にある程度の圧力をもたらすが、持続的に長期的に良くなる傾向は変えられない」と先行きに自信を示しました。
会見では、積極的な金融政策と財政政策で経済を下支えする方針も改めて表明しています。