2025年1月から3月期の中国のGDP(国内総生産)の成長率はプラス5.4%で、目標の5%前後を達成しました。
中国の国家統計局によりますと、1月から3月は前の年の同じ時期と比べて工業生産の伸びが6.5%、サービス業の伸びが5.3%、消費の伸びが4.6%のプラスとなりました。
また、トランプ関税の影響をさけるための駆け込みで輸出が6.9%と伸びています。
ただし、不動産開発投資はマイナス9.9%と苦境が続いています。
現状について国家統計局は「いいスタートを切ったが外部環境が複雑で国内の需要の成長も不足しているので、持続的な回復の基礎を固める必要がある」と、分析しています。
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