278人が犠牲となった熊本地震で2度目の震度7の発生から9年です。発生時刻に合わせて遺族が祈りを捧げました。
9年前の4月16日、最大震度7の熊本地震の本震が発生し、阿蘇市の大学生・大和晃さんが大規模な土砂崩れに巻き込まれ亡くなりました。
発生時刻の午前1時25分に遺族が現場を訪れ、花を手向けました。
毎年両親そろって現場を訪れていましたが、去年父・卓也さんが他界しました。
大和晃さんの母 大和忍さん
「夫がまた晃と辛かった思いを2人で分け合って、夫もきっと安心しているでしょうし、晃も父親がそばにいて心強いと思っているんじゃないかな」