ウクライナ政府はアメリカとの鉱物資源開発に関する協定の覚書に署名したと明らかにしました。来週、最終的な協議を行い、速やかに合意文書への署名を目指すとしています。

 18日、ウクライナ政府はウクライナの鉱物資源をアメリカと共同開発する協定に関する覚書に署名したと発表しました。

 公開された覚書によりますと、ウクライナ復興のための投資基金を設立する意向も示されています。

 また、来週にウクライナのシュミハリ首相がワシントンを訪問し、ベッセント財務長官と26日までに協議を終え、速やかに合意文書への署名を目指すとしています。

 一方で、トランプ大統領は24日に署名するとの見通しを示しています。

 この協定を巡っては、今年2月にゼレンスキー大統領が訪米した際に調印する予定でしたが、ホワイトハウスでの首脳会談が決裂したことから宙に浮いた状態となっていました。

画像:スビリデンコ第1副首相兼経済相のSNSから