中国で、世界初となる人型ロボットのマラソン大会が開かれています。AI・ロボット強国を目指す中国が、対外的にアピールする狙いもあるとみられます。
北京で開かれているハーフマラソン大会には、中国の企業や大学などが開発したおよそ20のチームのロボットが参加しています。
スタート地点では、ロボットにトラブルが発生するハプニングもありましたが、大会は順調に進んでいます。
中国メディアによりますと、中国の人型ロボット市場が今年およそ1600億円に達し、世界シェアの半分を占める規模になるということです。
中国政府は、少子高齢化に伴う労働力不足の解消やEV=電気自動車に次ぐ経済の柱にしようと、AI・ロボット産業の育成に力を入れています。