スペイン全土で起きた大規模停電を受けて、スペイン政府は緊急事態を宣言しました。まだ完全に復旧しておらず、混乱が続いています。

 首都マドリードでは28日夜、空港の電気がほとんど消え、非常電源で対応しました。

 地下鉄や鉄道が運休したほか、市街地では信号機が消え、病院や学校にも影響が出ました。

 スペイン政府は緊急事態を宣言しました。

 サンチェス首相は日本時間の29日朝、国土の半分程度が復旧したと明らかにしましたが、「原因はまだ特定されていない」としています。

 停電はポルトガルやフランスの一部でも発生しました。