羽生結弦選手の祝賀パレードです。真夏のような暑さの中、前回を1万6000人上回るおよそ10万8000人のファンが声援を送りました。

 記者リポート「パレード開始3時間前です。日差しが強くなってきて、沿道で待つ人は頭にタオルをのせたり日傘をさして対応しています」

 この日の仙台の最高気温は、4月としては観測史上最高の29.9度となりました。しかし、この暑さに負けないくらいファンも熱く盛り上がりました。
 ファン「気合はどうですか?十分です。もうやばいです。動きが止まらないです」「ゆず君が命がけで戦ってくれた。私たちも命がけでどこに行っても行こうと思った」

 記者リポート「午後0時30分、大勢の人が一斉に前に進んできました。東二番丁通りが観覧エリアに変わりました」

 アナウンサーリポート「今、車道に入りました」
 私も、午前6時半からセレモニーが行われるスタート地点で羽生選手の登場を待ちました。中央分離帯から2本目の車線と比較的よいポジションだったんですが。
 アナウンサーリポート「私の目線からは何も見えません。見えているのはスマホの画面だけです。歓声だけが聞こえております」
 羽生結弦選手「こうやって2連覇して、ただいまと言える状況になり本当にうれしい」
 アナウンサーリポート「いましたいました!あ!これかな!」
 羽生選手の姿を発見。わずかな時間でしたが、カメラに収めることができました。

 この日は、前回を1万6000人上回る約10万8000人が訪れ、午後1時半、パレードがスタートしました!
 ファンに求められフリー演技「SEIMEI」のポーズ!歓声が更に大きくなります。沿道のビルからも多くの人が羽生選手に声援を送りました。
 歯科医「こっちこっち!キャー!!」
 約40分間にわたるパレードは、多くのファンに感動と興奮を与えました。
 子ども「ゆづ君お帰りと言った。言ってこうした!(羽生選手の決めポーズ)」 
 女性「妖精の世界に連れて行かれたようなパレードでした。もう無我夢中で何をしたのか覚えていない状態」

 羽生結弦選手「おめでとうっていうような声だとか、そういったものがすごく自分の心に、また脳裏に焼きついたなっていう風に思っています。地元だからこその光景だったと思いますし、自分にしか味わえないこの気持ちの量だったり質だったりだったと思う。しっかりと心の中に持ち続けて、これからも過ごしていきたいと思える瞬間でした」