宮城県で27日、新たに556人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。日曜日としては過去4番目の多さです。

 仙台市内の障害福祉施設で9人が感染し、仙台市はクラスターが発生したと認定しました。

 市町村別の感染者は仙台市297人、名取市49人、石巻市36人、大崎市30人、加美町14人、塩釜市13人、角田市・多賀城市各12人、白石市・登米市各10人、柴田町9人、富谷市8人、利府町7人、東松島市・岩沼市各6人、大和町5人、栗原市・大郷町・松島町各4人、村田町・涌谷町・亘理町・七ヶ浜町・大河原町各3人、気仙沼市・美里町・大衡村各1人と、県外2人です。

 年代別では、10歳未満95人、10代95人、20代74人、30代91人、40代78人、50代39人、60代33人、70代26人、80代20人、90代5人です。

 また、仙台市は障害福祉施設1ヵ所でクラスターが発生したと発表しました。換気や消毒、マスク着用などは適切に対応されていましたが、26日までに9人の感染が確認されたということです。感染が拡大した原因は調査中です。

 宮城県は25日にクラスターと認定した石巻市の医療機関で感染者が9人増えて、累計で74人になったと発表しました。

 宮城県のまとめによりますと、27日午後1時時点で療養者は6551人です。内訳は入院中283人、宿泊療養1003人、自宅療養4294人、入院・療養先の準備中・調整中971人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で44.2%(226/511床)、重症病床は18.2%(10/55床)、仙台医療圏に限ると49.7%(164/330床)、重症病床は22.5%(9/40床)です。

 宮城県が発表している26日現在のPCR検査等の実施状況は、21日2709件(陽性678)、22日2579件(陽性922)、23日745件(陽性416)、24日2498件(陽性596)、25日1616件(陽性747)、コールセンターへの相談件数は、21日798件、22日576件、23日595件、24日736件、25日565件となっています。