東北新幹線の2月の利用状況は、感染拡大前の3割ほどに留まりました。

 1月は持ち直しの兆しが見られましたが、オミクロン株が急拡大した影響で減少に転じました。

 JR東日本によりますと、2月1日から20日までに東北新幹線を利用した人は、那須塩原と郡山の間で新型コロナの感染が拡大する前の2019年2月の同じ時期の32%でした。

 1月の利用者は、2020年の52%でした。

 JR東日本仙台支社では、年始は感染状況が比較的落ち着いていたため利用者が多かったものの、1月中旬以降はオミクロン株の急拡大に伴って利用者が急速に減ったと分析しています。