東北新幹線は23日までに、脱線した16両のうち6両を線路に戻す作業が完了しました。

 東北新幹線は、宮城県白石市内を走行していた下り列車が脱線し、福島県の郡山駅と岩手県の一ノ関駅の間で運休が続いています。 脱線したのは17両のうち秋田新幹線こまちに使われているE6系6両と、東北新幹線はやぶさに使われているH5系10両の計16両です。

 堀井聡カメラマン「赤い車両の方は脱線から線路に戻され、緑の車両からは切り離されています」

 JR東日本がジャッキを使って車両を線路に戻す作業を進めていて、23日でE6系の6両を線路に戻し終えました。

 24日以降は、残るH5系10両を線路に戻す作業を進め、4月上旬に完了させる方針です。全線再開の時期は変わらず4月20日前後ということです。