新型コロナの影響で2年連続で中止となったサイクリングイベント、ツール・ド・東北が、2022年は開催される見通しです。
コロナ対策で参加者数を制限するなど、規模を縮小します。
沿岸部を自転車で駆け抜けるツール・ド・東北は、震災の風化を防ぎ復興を後押ししようと2013年から開催されてきました。
しかし、参加者の半数以上が首都圏からのため、感染拡大のリスクが高いとして過去2年はリアルイベントの開催を断念しました。 6日に記者発表会が開かれ、2022年の大会概要が発表されました。
日程は9月17日と18日で、メイン会場は石巻市総合運動公園です。感染対策としてライダーの数を例年の3分の1、約1500人に制限し、最大で9つあったコースは宮城県の石巻市から南三陸街にかけての100キロコースなど2つに絞ります。
ヤフー西田修一執行役員1「3年ぶりにこの東北の地で、地元の皆さんと全国から集まるライダーが笑顔で再会する。そんな場所を作りそして盛り上げていきたい」
村井宮城県知事「東日本大震災から11年を経て、本当に復興はかなり進みました。それを多くの人に知っていただく。これが私としては最大の狙いであります」
一般ライダーのエントリー受け付けは、5月10日からとなっています。