宮城県で16日、新たに567人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 567人は前週土曜と同じ感染者数です。また、40代以下が感染者の約85%を占めました。

 市町村別の感染者は仙台市319人、名取市43人、石巻市24人、東松島市21人、富谷市17人、大崎市16人、多賀城市15人、塩釜市・美里町・七ヶ浜町で各11人、岩沼市・柴田町で各10人、亘理町・利府町で各8人、栗原市6人、加美町5人、角田市・涌谷町・大和町で各4人、白石市・登米市・大衡村で各3人、村田町・大郷町・松島町・女川町・大河原町で各2人、丸森町1人です。

 年代別では、10歳未満110人、10代109人、20代80人、30代94人、40代86人、50代37人、60代15人、70代21人、80代10人、90代5人でした。40代以下の感染が目立つ傾向が続いていて、16日は全体の約85%を占めました。

 土曜日の感染者は、3月12日771人、19日600人、26日564人、4月2日652人、9日567人と推移してきましたが、16日は567人と前週と同じ数でした。

 宮城県のまとめによりますと、16日午後1時時点で療養者は6344人です。内訳は入院中131人、重症者5人、宿泊療養997人、自宅療養4333人、入院・療養先の準備中・調整中883人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で19.9%(104/523床)、重症病床は9.1%(5/55床)、仙台医療圏に限ると23.4%(80/342床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。

 宮城県が発表している4月15日現在のPCR検査等の実施状況は、4月10日971件陽性319)、11日2846件(陽性588)、12日2072件(陽性766)、13日2107件(陽性580)、14日1977件(陽性494)、コールセンターへの相談件数は、10日480件、11日641件、12日541件、13日529件、14日451件となっています。