5月8日は母の日です。仙台市中央卸売市場では、カーネーションの入荷がピークを迎えています。
ピンクや紫など色とりどりのカーネーション。白い花に専用の液剤を吸わせて七色に染め上げた、珍しいカーネーションもあります。
仙台市中央卸売市場には宮城県内主要産地の名取市のほか、栃木県や千葉県、さらに南米などから入荷した16万本が、競りにかけられました。
国内産のカーネーションは、2021年夏の植え付け時期の高温が生育に影響し、入荷量は例年より少なめですが、品質は良いということです。
一方、ここ数年、母の日の贈り物には切り花より長持ちする鉢植えのカーネーションのほか、アジサイやバラなど他の花を選ぶ人も増えているということです。
仙花上原正利常務「カーネーションに限らずいろんな花があるので、お母さんが好きな花を花屋さんで買って贈っていただければ、お母さんも喜んでいただけるんじゃないかなと」
2日に出荷されたカーネーションは、県内の生花店などに並びます。