仙台市中心部の人出は、データ上では2021年のゴールデンウイークに比べ増えていますが、実感としてはどうでしょうか、市の中心部を取材しました。

 前田さつき記者リポート「現在午前11時30分を過ぎたところです。仙台市中心部の商店街はお昼時を前ににぎわっています」

 新型コロナ対策で移動制限のあった2020年、2021年のゴールデンウィークは閑散としていた商店街でしたが、2022年は観光客や帰省客の姿も多く見られました。

 千葉から帰省「墓参りとか全然していなかったので、そのためにも帰ってきてて2年ぶりくらいですかね」

 神奈川からの観光客「外出できなかったのは相当精神的にきついので、少しでもにぎわいが出たのはよかったと思います」

 こちらはソフトクリームが人気のお茶の販売店。2日は気温が上がったこともあり、多くの人が訪れていました。店の人も人出が増えたことを実感していると言います。

 お茶の井ヶ田仙台中央本店後藤新店長「コロナが始まった当初と比べると、天気の兼ね合いもありますが、出歩きされている方が増えた印象です」

 ひょうたん揚げで有名なこちらの蒲鉾店にも、午前中から観光客などが列を作っていました。

 阿部蒲鉾店本店星富士子店長「かなり人出が出まして、今のところだいたい前年200%近い売り上げにはなっております。少しずつ前のにぎわいが戻ってきているのかなとは思います」

 人が戻ってきた2022年のゴールデンウイーク。商店の人などは後半の人出にも期待を寄せています。