仙台市が、国の臨時特別給付金を誤って対象外の34世帯に支給した問題についてです。

 33世帯は返還の意思を示していますが、残り1世帯とはまだ連絡が取れていないということです。

 仙台市によりますと、支給ミスがあったのは、新型コロナで家計がひっ迫している住民税非課税世帯が対象の臨時特別給付金と冬季生活助成金で、誤って対象外の34世帯に計357万円を支給していました。

 仙台市ではこれまでに33世帯から返還の意思を確認していますが、残る1世帯とはまだ接触できていないということです。

 4日から市の職員が戸別訪問し置き手紙をして連絡するよう求めていましたが、いまだに接触できていないため、仙台市は12日に正式に文書を送付したということです。

 文書では誤って支給したことを謝罪するとともに、10万5000円の返還を求めたということです。