夏の高校野球宮城大会の決勝が27日に行われ、仙台育英が甲子園への切符を手にしました。

 3年ぶりの甲子園を狙う仙台育英と、創部18年目で初出場を目指す聖和学園の決勝戦。

 仙台育英は2回、3塁にランナーを進めると遠藤のスクイズで先制します。

 対する聖和学園は3回、ランナー2塁とし1番1年生三浦が2試合連続のタイムリー。すぐさま同点に追いつきます。

 4回、仙台育英は2アウトながらランナーを3塁へ進め6番遠藤。ショートへの内野安打で2対1と勝ち越します。

 リードを奪った仙台育英は、先発高橋とエース古川が聖和打線を抑え3対1で勝利。3年ぶりの甲子園出場を決めました。

 仙台育英佐藤悠斗主将「この大会で戦わずに辞退して不完全燃焼で終わってしまった高校もあった。そういう高校の分まで自分たちが感謝の気持ちを忘れないで戦いに行きたい」