お盆期間中の東北新幹線の利用者は、去年に比べて2倍ほど増えましたが、新型コロナの感染拡大前と比べると57%に留まりました。

 JR東日本によりますと、今月10日から17日までの東北新幹線の利用者は、那須塩原と郡山の間で約63万9000人と、新型コロナの影響で過去2番目に少なくなった去年に比べて2倍ほど増えました。

 JRでは「今年は3年ぶりに行動制限がないお盆期間となり、帰省や旅行での利用が伸びた」としています。

 一方で新型コロナウイルスの感染拡大前の2018年と比べると、利用者は57%に留まりました。

 また、仙台空港の国内線を今月5日から16日までに利用した人は10万5566人で、去年の約1.5倍になりました。

 2019年と比べると76.5%まで回復しました。

 なお、国際線は、新型コロナの影響でおととし3月から運休が続いています。

 県内の東北自動車道の1日平均の交通量は、2019年の約80%で、目立った渋滞は発生しませんでした。